初心者のための2進化デッキ作成 その2
2013年5月30日 ポケカ考察(【初心者脳】含む) コメント (7)前回の日記では、2進化デッキを作る際の注意点として以下の3点を挙げました。
マリガンが少ないこと(たねポケモンが多い)
ワンキルがないこと(HPが低くても、たねポケモンが多い)
展開が停滞することが少ない(サポートが十分にある)
前号では書ききれませんでしたが、これは次のような目的につながってきます。
それは、「攻撃を途切れさせない」ということです。
どんなに好きなポケモンを使いたいと思っても、
「進化できなくて攻撃ができなかった」あるいは「進化はしたが、ワザに必要なエネルギーが足りなくて攻撃ができなかった」ということが続いてしまうと、やる気をなくしてしまいます。
たね構築のデッキでは、エネルギーのことだけ心配していればいいのですが、進化デッキは「進化」と「エネルギー」の2つのことに気を遣わなければならないわけですね。進化デッキならではの難しさといえます。
前回、私がレントラーを例に取り上げたのは、ワザに必要なエネルギーが1個で済むからです。これならば、「いかに早くポケモンを並べ、いかに早く進化するか」だけを考えていればいいですね。
丸茶さんもコメントをくださっていましたが、本当にエネルギーのことに気を遣わずに戦うのであれば、ダブル無色エネルギーやブレンドエネルギーなど入れずに、例えば雷エネルギー10個だけ、という構築にすると、よりわかりやすいですね。ダゲキはちょっかくげりだけ出す。打点が足りない分は、エネルギーを減らした代わりにシルバーバングルで補う。
また、ルクシオ、というか1進化ポケモンはふしぎなアメを使っていると必要ない、というケースがけっこうあります。そこでルクシオを1体、ご指摘の通りにプラスパワーに切り替えてみると、ダゲキのちょっかくげりでボルトロスを一撃で倒せるようになりました。ダウジングマシンとアイリスがあるので、シルバーバングルの威力に上乗せをする機会は思ったより多そうです。
さて、それにしたがってカードを入れ替えた結果、前回の全体図がこのように変わりました。
コリンク 4
ルクシオ 1
レントラー 4
エモンガ 4
ダゲキ 2
バリヤード 2
雷 10
N 4
ベル 2
チェレン 4
アクロマ 2
アララギ 1
フウロ 1
アイリス 1
ふしぎなアメ 4
レベルボール 2
ポケモン通信 3
ポケモンキャッチャー 2
ポケモンいれかえ 2
シルバーバングル 3
プラスパワー 1
ダウジングマシン 1
よりシンプルになり、そしてむしろ打点は上がったかもしれません。ぱちぱち。ここからさらにエネルギーを削って便利グッズを入れるとか、ほかのポケモンを入れるとか、自分なりの目的に向けた改造をしていくことを、「デッキを尖らせる」というふうに言うのでしょうかね。
さて、「攻撃の継続」ということに話を戻すと、これでどのポケモンもエネルギー1個でそこそこの攻撃ができるようなデッキ構築に改良されました。
このため、このデッキで戦うときは、
①できるだけ早くコリンクとバリヤードをベンチに並べる。その間はエモンガでなかまをよぶか、ダゲキで攻撃。
②できるだけ早くレントラーに進化する。
③エネルギーは1個付ければ確実に60以上のダメージを与えられるので、サポートでしっかり山札を引く。そうすればエネルギーの心配はいらない。
以上のことが実行できれば、バトルポケモンが早々にやられてしまっても、次のポケモンが確実に攻撃を続けてくれるので、少なくとも相手のポケモンにダメージは与えられますし、サイドだってとれるかもしれない。相手のベンチポケモンがうまく育っていなければ、逆転のチャンスもあるわけです。幸いこちらはサイドをとられても1枚で済むので、上手にEXポケモンを倒せば互角の戦いに持ち込むこともできるかもしれませんね。とにもかくにも、攻撃が続きさえすれば希望は持てるわけです。
エネルギー1つで攻撃ができる2進化ポケモンはほかにもいます。BW4エンペルト、BW3シャンデラ、BW5ガブリアス、BW8スピアー、キングドラ、ワルビアル、バイバニラなどなど。なかでもエンペルトはご存じのとおりドロー能力を持つポケモンなので、サポートの枚数を少し減らせることもあって重宝されています。2進化デッキを作ってみよう!という方は、こういったポケモンを使って構築することから始めてみると、たとえ小さなポケモンを使っても「何にもできなくて負けた」というつまらない思いでせっかくの休日を過ごすことにならなくて済むと思います。
ひとまずここでご紹介した考え方をまとめると、「とにかくワンキルを避けて安定的に展開し、攻撃を継続する」ということです。それに合うポケモンとして、エネルギー1個で起動するポケモンを例にとってみました。したがって、カメックスやシャンデラBW8のようなアシスト系の2進化ポケモン、あるいはマンムーのようなエネルギーコストの重たいポケモンを使うときにはまた別の考え方をしなくてはなりません。
気が向いたら、またレポートの合間に初心者脳の振り返りをしてみますね。
今日も読んでくださって、ありがとうございました(^-^)
マリガンが少ないこと(たねポケモンが多い)
ワンキルがないこと(HPが低くても、たねポケモンが多い)
展開が停滞することが少ない(サポートが十分にある)
前号では書ききれませんでしたが、これは次のような目的につながってきます。
それは、「攻撃を途切れさせない」ということです。
どんなに好きなポケモンを使いたいと思っても、
「進化できなくて攻撃ができなかった」あるいは「進化はしたが、ワザに必要なエネルギーが足りなくて攻撃ができなかった」ということが続いてしまうと、やる気をなくしてしまいます。
たね構築のデッキでは、エネルギーのことだけ心配していればいいのですが、進化デッキは「進化」と「エネルギー」の2つのことに気を遣わなければならないわけですね。進化デッキならではの難しさといえます。
前回、私がレントラーを例に取り上げたのは、ワザに必要なエネルギーが1個で済むからです。これならば、「いかに早くポケモンを並べ、いかに早く進化するか」だけを考えていればいいですね。
丸茶さんもコメントをくださっていましたが、本当にエネルギーのことに気を遣わずに戦うのであれば、ダブル無色エネルギーやブレンドエネルギーなど入れずに、例えば雷エネルギー10個だけ、という構築にすると、よりわかりやすいですね。ダゲキはちょっかくげりだけ出す。打点が足りない分は、エネルギーを減らした代わりにシルバーバングルで補う。
また、ルクシオ、というか1進化ポケモンはふしぎなアメを使っていると必要ない、というケースがけっこうあります。そこでルクシオを1体、ご指摘の通りにプラスパワーに切り替えてみると、ダゲキのちょっかくげりでボルトロスを一撃で倒せるようになりました。ダウジングマシンとアイリスがあるので、シルバーバングルの威力に上乗せをする機会は思ったより多そうです。
さて、それにしたがってカードを入れ替えた結果、前回の全体図がこのように変わりました。
コリンク 4
ルクシオ 1
レントラー 4
エモンガ 4
ダゲキ 2
バリヤード 2
雷 10
N 4
ベル 2
チェレン 4
アクロマ 2
アララギ 1
フウロ 1
アイリス 1
ふしぎなアメ 4
レベルボール 2
ポケモン通信 3
ポケモンキャッチャー 2
ポケモンいれかえ 2
シルバーバングル 3
プラスパワー 1
ダウジングマシン 1
よりシンプルになり、そしてむしろ打点は上がったかもしれません。ぱちぱち。ここからさらにエネルギーを削って便利グッズを入れるとか、ほかのポケモンを入れるとか、自分なりの目的に向けた改造をしていくことを、「デッキを尖らせる」というふうに言うのでしょうかね。
さて、「攻撃の継続」ということに話を戻すと、これでどのポケモンもエネルギー1個でそこそこの攻撃ができるようなデッキ構築に改良されました。
このため、このデッキで戦うときは、
①できるだけ早くコリンクとバリヤードをベンチに並べる。その間はエモンガでなかまをよぶか、ダゲキで攻撃。
②できるだけ早くレントラーに進化する。
③エネルギーは1個付ければ確実に60以上のダメージを与えられるので、サポートでしっかり山札を引く。そうすればエネルギーの心配はいらない。
以上のことが実行できれば、バトルポケモンが早々にやられてしまっても、次のポケモンが確実に攻撃を続けてくれるので、少なくとも相手のポケモンにダメージは与えられますし、サイドだってとれるかもしれない。相手のベンチポケモンがうまく育っていなければ、逆転のチャンスもあるわけです。幸いこちらはサイドをとられても1枚で済むので、上手にEXポケモンを倒せば互角の戦いに持ち込むこともできるかもしれませんね。とにもかくにも、攻撃が続きさえすれば希望は持てるわけです。
エネルギー1つで攻撃ができる2進化ポケモンはほかにもいます。BW4エンペルト、BW3シャンデラ、BW5ガブリアス、BW8スピアー、キングドラ、ワルビアル、バイバニラなどなど。なかでもエンペルトはご存じのとおりドロー能力を持つポケモンなので、サポートの枚数を少し減らせることもあって重宝されています。2進化デッキを作ってみよう!という方は、こういったポケモンを使って構築することから始めてみると、たとえ小さなポケモンを使っても「何にもできなくて負けた」というつまらない思いでせっかくの休日を過ごすことにならなくて済むと思います。
ひとまずここでご紹介した考え方をまとめると、「とにかくワンキルを避けて安定的に展開し、攻撃を継続する」ということです。それに合うポケモンとして、エネルギー1個で起動するポケモンを例にとってみました。したがって、カメックスやシャンデラBW8のようなアシスト系の2進化ポケモン、あるいはマンムーのようなエネルギーコストの重たいポケモンを使うときにはまた別の考え方をしなくてはなりません。
気が向いたら、またレポートの合間に初心者脳の振り返りをしてみますね。
今日も読んでくださって、ありがとうございました(^-^)
コメント
進化デッキ好きなのですが、技術が伴わず、中途半端に使っています(^^;
そうじんさんの日記はこれまでも時々拝見していました。
今回の構築論は特に非常に参考になりました。
リンク頂戴いたします。よろしくお願いします!
2進化ポケモンは使うのは好きなので、でもどうしたらうまく回るのか悩んでました。
そこにこの記事はとてもありがたかったです。そして勉強になりました。
リンク頂いていきます、よろしくお願いします。
キャッチャーが4枚入らない不自由さもまた楽しいです。
そしてとても素晴らしい記事ですね!勉強させていただいてます。
1回目の前提条件に挙がっていた、MDB辺りから入門したクチです。
MDBでサーナイトM2を組んで以来、サーナイトを中心に進化ポケモンを中心に使っています。
ただ、まだまだ構築力はなかなか上がらず、ネットに上がったレシピを参考にさせてもらって回して自分好みに調整するような感じですね…
動かしながらおぼろげに感じていた事がしっかりと文章になっていて、非常に興味深く読ませていただきました。
今後は自分で1から構築できるよう頑張りたいと思います!
リンクさせていただきました。
また寄らせていただきます( ´∀`)
コメントありがとうございます(^-^)私も偉そうなことを書きつつ、毎回ワンキルに悩まされ、展開できなくては歯噛みをし、ポケモンマスターにはまだまだ遠いな…と遠い目をしております(^_^;)
リンクありがとうございます。のちほどお邪魔させてもらいますね!
トリスタさま
いや~進化デッキを使う者の悩みは共通ですよね。それでも「いややっぱこうでしょ」と思うことを言葉にしてみました。いろいろな考え方を頂けるとありがたいです!
のちほど私も伺います!よろしくお願いします。
nagiさま
コメントありがとうございます(^-^)バトカニの戦績はさすがでしたね!
そうそう、キャッチ二枚の不自由さ、確かに醍醐味ですよね!いつの間にかもったいない精神が身につく、2進化デッキって素晴らしいww
あかいるかさま
コメントありがとうございます(^-^)私も何度かお邪魔させてもらっていました。
サーナイトで一本筋を通されているのは何度か拝見し、格好いいな~と思っておりました。お役に立ったのであればとても嬉しいです(^-^)改めてリンクいただきに上がりますね!
北九州でポケカをやっているキュバスと申します。
進化ポケモンのデッキに関する日記、大変参考になりました。
リンクをいただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます(^-^)下手の横好きで進化デッキばかり使ってますww
のちほど私も伺います!よろしくお願いします。