【初心者脳】2進化デッキができるまで(その4)
2014年3月18日 ポケカ考察(【初心者脳】含む) コメント (2)書いている間に環境が変わり、新しいデッキレシピもどんどん出てきていますね。
新環境にどう対応するかを考えていると、いま書いている内容がだんだん自分の中で薄れてきそうなので、少し書くペースを上げることにします。
さて、前回はポケモンの枚数に加えて水周りの枚数を確定させたところまででした。
今回はトレーナーズに手をつけます。
まずはドロー手段について。
はじめはマフォクシーではなくじてんしゃを4枚搭載して、フウロを使った後のドロー手段を確保するしようとしたのですが、やはり2進化デッキの展開力を確保しようとすると4枚ドローはちょっと薄かったのでやめました。
仮に手札がじてんしゃだけになって4枚ドローできたとして、理想的な手札は
ふしぎなアメ
ゲッコウガ
水エネルギー
サポートいずれか
ですが、こんな展開はそうそうありません。
次善の展開として
ふしぎなアメ
ハイパーボール
水エネルギー
サポートいずれか
となったとしたら、ゲッコウガをハイボで呼んで進化するまではいいが、手札が枯渇してしまいます。このターンで進化することはできませんね。
じてんしゃ構築では、かなり良い回り方をしても2次展開がなかなか難しい。
この点、マフォクシーならば手札を使い切ってから6枚ドロー。1.5倍の展開力です。先ほどの手札に2枚上乗せ、しかもターン終了時に手札が枯渇しても何の心配もいりません。次のターンでまたマジカルフレイムすればいいだけ。
また、2進化デッキを何度か組んだ経験をお持ちの方なら、どうせふしぎなアメを4枚積むのであれば、2進化ポケモンは1種類しか入れないよりも2種類入れた方が、手札にアメと2進化が一緒に来る確率が上がり、それだけ進化しやすくなるということは経験的にわかっていただけると思います(これはポケモン通信を搭載した際に、より顕著に感じられると思います)。
以上の理由からじてんしゃ構築は早々にあきらめて、マフォクシーを搭載。
2-1-2で入れた、と書きましたが実際には2-0-2でした。
どうせ無理してでもアメを使ってマフォクシーを立てるのだから、テールナーはいらない。
そんな感覚です。
さて、実際の枚数はこれで33枚。次に手を付けるのはポケモンサーチカード。
マフォクシーラインが入ったことによって、ポケモンの総数は18枚になりました。
これくらいポケモンが多ければ、ポケモン通信の搭載を考えていいでしょう。
ポケモン通信とは、手札の任意のポケモンを山札に戻し、代わりに山札から好きなポケモンを手札に加える、というものです。
トラッシュなしで好きなポケモンをサーチできるので、ワタシがたいへん好きなカードの一つです。
つねに手札にポケモンがあるくらいに多くポケモンを搭載していれば、いつでも使えます。
しかし、今回私はポケモン通信の代わりにハイパーボールを選びました。
もうお分かりかもしれませんが、それは手札を意図的にトラッシュし、山札の枚数も併せて少なくしたいからです。その方がマフォクシーの「マジカルフレイム」をより効果的に使えますね。
ポケモン通信なら、手札を2枚使って1枚サーチ。山札の増減なし。
ハイパーボールなら、手札を3枚使って1枚サーチ。山札は1枚減る。
ちょっと脱線します。
「山札を意図的に減らすこと」を中級者以上の方は「デッキ圧縮」とさらりと呼びますが、ワタシは始めのころ何のことやらいまいちイメージできませんでした。このブログをお読みのポケカ歴1年未満の方々はどうでしょうか。
こう考えてみてください。
ある特定のカードが手札に欲しいとき、どんどんドローすることで山札の枚数が少なくなればなるほど次に欲しいカードを引く確率は上がりますね。当然です。
そこで中上級者の方々は、意図的に山札を引きまくって思い切り減らしてからトラッシュしていた大事なカードを何らかの方法で山札に戻し、中終盤でほぼ確実に欲しいカードが引ける状態を作る、という技術を使います(もちろん欲しいカードをトラッシュせず、Nなどで山札に戻しながら回していってもいいですが)。
これをデッキ圧縮と言います(合ってるかな)。
今回のデッキは水エネルギーでそれをやろうとしているわけです(前掲のエンペルトキングドラゲッコウガもそういうデッキです)。
脱線終わり。
ポケモンや水エネをトラッシュすることもあるかもしれませんが、つりざおが4枚あればそうそう困りません。あまり無駄に水エネを捨て、水エネ以外のものを戻すと打点に影響がでますが、決着に600ダメージ以上を要するケースの方が少ないですから、多少のロスは承知の上でトラッシュしていけばいい、くらいのつもりでプレイすることをイメージしました。
ハイパーボール4枚。
これにレベルボールをさらに4枚。
もちろんふしぎなアメも4枚。
この「ボールをたくさん入れて展開力を確保する」というかめーるさんのブログから学ばせていただいた考え方は現在ワタシのお気に入りになっています。
この時点でゲームプランがさらに明確になります。
まずはレベルボールでたねポケモンをベンチに並べる。フォッコは必ずベンチに。ゲッコウガEXがバトル場にいればなおよい。
次に手札に以下の組み合わせのうちいずれか2枚があればすぐにマフォクシーに進化する。
ハイパーボールもしくはマフォクシー
ふしぎなアメ
フウロ
(ダウジングマシン)
あとはマジカルフレイムとサポートで山札を引きまくりつつ、ボールでポケモンを呼びまくり、水エネは手裏剣でどんどんトラッシュ。トラッシュに水エネが3枚以上溜まったらつりざおを使えば、水エネを山に補充できると同時に手札をほぼ使い切ることになるのでまたマジカルフレイム。
以下繰り返し。
ということですね。
その他のサポートについては、普段入れないフウロを重点投入することにしました。
しかし結論としては、フウロは3枚にしました。
上述の通り、フウロがいれば結構な確率で2ターン目にマフォクシーが立ちます。
実はフウロの役割はほぼこれで終わりです。
あとはスクラッパや入れ替えなど、欲しいグッズを引いてくる役割ですが、そもそも場が展開してからは、アララギ、アクロマとマジカルフレイムでドロー枚数を稼いでいけば欲しいカードはたいがい手に入りますから、中盤以降のフウロはトラッシュ用のカードになることが多いです。
フウロがサイドに落ちた時やいざというときのピンポイントサーチに備えて複数枚は投入したい。しかし4枚は多すぎる。ということで3枚になりました。
その他のサポートはアララギ、N、アクロマ。
アララギははじめ4枚でしたが、ふしぎなアメを巻き込んでトラッシュするのがやはり痛いので減らします。
しかしNよりはアララギを多めに。理由は後述します。
アクロマはやはり展開デッキですから、あって損はありません。しかし序盤で引いてもあまり意味がなく、終盤は逆に山札が減りすぎて使うに使えないので、2枚。
さて、はじめフウロ以外のサポートは上から順に4-4-2の10枚でした。
ここでトレーナーズの枚数を加えてデッキ総枚数をチェックすると、
ポケモン 18
エネルギー+つりざお 15
ボール+アメ 12
フウロ+ドロサポ 13
すでに58枚。あと2枠しかスペースがありません。
ここにツールスクラッパ―とダウジングマシンを入れたら60枚。
ポケモンいれかえを入れたいのですが、入りません。
そこで、マフォクシーの能力を頼りにサポートを減らしてみます。
ここでワタシはアララギとNのどちらを減らそうか迷いました。
進化デッキとしてはあまりキーカードがトラッシュ行きになるのは望ましくないので、いつもはアララギから減らしますが、今回はNを選択。
今回の構築では、アメを使う回数は最低3回と見積もっている、というのがその理由です。
ゲッコウガラインには4-2-4なので、ゲコガシラが機能すればアメは2回。
マフォクシーには1回。以上3回。
ダウジングマシンがあることを考えれば、最悪2枚トラッシュしても何とかなる、ということです。
おお!これでようやくデッキが60枚になりました。ぱちぱち。
さて、お次はテストプレイのうえ、調整段階に入ることになります。
ここからがまた紆余曲折。
次回のお題は「ジラーチはえらい」ですww
それではまた~(^o^)/
新環境にどう対応するかを考えていると、いま書いている内容がだんだん自分の中で薄れてきそうなので、少し書くペースを上げることにします。
さて、前回はポケモンの枚数に加えて水周りの枚数を確定させたところまででした。
今回はトレーナーズに手をつけます。
まずはドロー手段について。
はじめはマフォクシーではなくじてんしゃを4枚搭載して、フウロを使った後のドロー手段を確保するしようとしたのですが、やはり2進化デッキの展開力を確保しようとすると4枚ドローはちょっと薄かったのでやめました。
仮に手札がじてんしゃだけになって4枚ドローできたとして、理想的な手札は
ふしぎなアメ
ゲッコウガ
水エネルギー
サポートいずれか
ですが、こんな展開はそうそうありません。
次善の展開として
ふしぎなアメ
ハイパーボール
水エネルギー
サポートいずれか
となったとしたら、ゲッコウガをハイボで呼んで進化するまではいいが、手札が枯渇してしまいます。このターンで進化することはできませんね。
じてんしゃ構築では、かなり良い回り方をしても2次展開がなかなか難しい。
この点、マフォクシーならば手札を使い切ってから6枚ドロー。1.5倍の展開力です。先ほどの手札に2枚上乗せ、しかもターン終了時に手札が枯渇しても何の心配もいりません。次のターンでまたマジカルフレイムすればいいだけ。
また、2進化デッキを何度か組んだ経験をお持ちの方なら、どうせふしぎなアメを4枚積むのであれば、2進化ポケモンは1種類しか入れないよりも2種類入れた方が、手札にアメと2進化が一緒に来る確率が上がり、それだけ進化しやすくなるということは経験的にわかっていただけると思います(これはポケモン通信を搭載した際に、より顕著に感じられると思います)。
以上の理由からじてんしゃ構築は早々にあきらめて、マフォクシーを搭載。
2-1-2で入れた、と書きましたが実際には2-0-2でした。
どうせ無理してでもアメを使ってマフォクシーを立てるのだから、テールナーはいらない。
そんな感覚です。
さて、実際の枚数はこれで33枚。次に手を付けるのはポケモンサーチカード。
マフォクシーラインが入ったことによって、ポケモンの総数は18枚になりました。
これくらいポケモンが多ければ、ポケモン通信の搭載を考えていいでしょう。
ポケモン通信とは、手札の任意のポケモンを山札に戻し、代わりに山札から好きなポケモンを手札に加える、というものです。
トラッシュなしで好きなポケモンをサーチできるので、ワタシがたいへん好きなカードの一つです。
つねに手札にポケモンがあるくらいに多くポケモンを搭載していれば、いつでも使えます。
しかし、今回私はポケモン通信の代わりにハイパーボールを選びました。
もうお分かりかもしれませんが、それは手札を意図的にトラッシュし、山札の枚数も併せて少なくしたいからです。その方がマフォクシーの「マジカルフレイム」をより効果的に使えますね。
ポケモン通信なら、手札を2枚使って1枚サーチ。山札の増減なし。
ハイパーボールなら、手札を3枚使って1枚サーチ。山札は1枚減る。
ちょっと脱線します。
「山札を意図的に減らすこと」を中級者以上の方は「デッキ圧縮」とさらりと呼びますが、ワタシは始めのころ何のことやらいまいちイメージできませんでした。このブログをお読みのポケカ歴1年未満の方々はどうでしょうか。
こう考えてみてください。
ある特定のカードが手札に欲しいとき、どんどんドローすることで山札の枚数が少なくなればなるほど次に欲しいカードを引く確率は上がりますね。当然です。
そこで中上級者の方々は、意図的に山札を引きまくって思い切り減らしてからトラッシュしていた大事なカードを何らかの方法で山札に戻し、中終盤でほぼ確実に欲しいカードが引ける状態を作る、という技術を使います(もちろん欲しいカードをトラッシュせず、Nなどで山札に戻しながら回していってもいいですが)。
これをデッキ圧縮と言います(合ってるかな)。
今回のデッキは水エネルギーでそれをやろうとしているわけです(前掲のエンペルトキングドラゲッコウガもそういうデッキです)。
脱線終わり。
ポケモンや水エネをトラッシュすることもあるかもしれませんが、つりざおが4枚あればそうそう困りません。あまり無駄に水エネを捨て、水エネ以外のものを戻すと打点に影響がでますが、決着に600ダメージ以上を要するケースの方が少ないですから、多少のロスは承知の上でトラッシュしていけばいい、くらいのつもりでプレイすることをイメージしました。
ハイパーボール4枚。
これにレベルボールをさらに4枚。
もちろんふしぎなアメも4枚。
この「ボールをたくさん入れて展開力を確保する」というかめーるさんのブログから学ばせていただいた考え方は現在ワタシのお気に入りになっています。
この時点でゲームプランがさらに明確になります。
まずはレベルボールでたねポケモンをベンチに並べる。フォッコは必ずベンチに。ゲッコウガEXがバトル場にいればなおよい。
次に手札に以下の組み合わせのうちいずれか2枚があればすぐにマフォクシーに進化する。
ハイパーボールもしくはマフォクシー
ふしぎなアメ
フウロ
(ダウジングマシン)
あとはマジカルフレイムとサポートで山札を引きまくりつつ、ボールでポケモンを呼びまくり、水エネは手裏剣でどんどんトラッシュ。トラッシュに水エネが3枚以上溜まったらつりざおを使えば、水エネを山に補充できると同時に手札をほぼ使い切ることになるのでまたマジカルフレイム。
以下繰り返し。
ということですね。
その他のサポートについては、普段入れないフウロを重点投入することにしました。
しかし結論としては、フウロは3枚にしました。
上述の通り、フウロがいれば結構な確率で2ターン目にマフォクシーが立ちます。
実はフウロの役割はほぼこれで終わりです。
あとはスクラッパや入れ替えなど、欲しいグッズを引いてくる役割ですが、そもそも場が展開してからは、アララギ、アクロマとマジカルフレイムでドロー枚数を稼いでいけば欲しいカードはたいがい手に入りますから、中盤以降のフウロはトラッシュ用のカードになることが多いです。
フウロがサイドに落ちた時やいざというときのピンポイントサーチに備えて複数枚は投入したい。しかし4枚は多すぎる。ということで3枚になりました。
その他のサポートはアララギ、N、アクロマ。
アララギははじめ4枚でしたが、ふしぎなアメを巻き込んでトラッシュするのがやはり痛いので減らします。
しかしNよりはアララギを多めに。理由は後述します。
アクロマはやはり展開デッキですから、あって損はありません。しかし序盤で引いてもあまり意味がなく、終盤は逆に山札が減りすぎて使うに使えないので、2枚。
さて、はじめフウロ以外のサポートは上から順に4-4-2の10枚でした。
ここでトレーナーズの枚数を加えてデッキ総枚数をチェックすると、
ポケモン 18
エネルギー+つりざお 15
ボール+アメ 12
フウロ+ドロサポ 13
すでに58枚。あと2枠しかスペースがありません。
ここにツールスクラッパ―とダウジングマシンを入れたら60枚。
ポケモンいれかえを入れたいのですが、入りません。
そこで、マフォクシーの能力を頼りにサポートを減らしてみます。
ここでワタシはアララギとNのどちらを減らそうか迷いました。
進化デッキとしてはあまりキーカードがトラッシュ行きになるのは望ましくないので、いつもはアララギから減らしますが、今回はNを選択。
今回の構築では、アメを使う回数は最低3回と見積もっている、というのがその理由です。
ゲッコウガラインには4-2-4なので、ゲコガシラが機能すればアメは2回。
マフォクシーには1回。以上3回。
ダウジングマシンがあることを考えれば、最悪2枚トラッシュしても何とかなる、ということです。
おお!これでようやくデッキが60枚になりました。ぱちぱち。
さて、お次はテストプレイのうえ、調整段階に入ることになります。
ここからがまた紆余曲折。
次回のお題は「ジラーチはえらい」ですww
それではまた~(^o^)/
コメント
ボール多投は私も好きです。が、削るのもそこからだったりしますけど。
次回はジラーチとサポ枚数の関係でしょうか。こちらも期待しております。
次回はこれから書いていきますが、おっしゃる通りサポの枚数との関係です。ご覧ください~(^-^)