特に極端なデッキを作ってると、ときどき小さな発見がある。


エネゼロデッキなんか作ってると、「エネがないからポケモンも好き放題突っ込めるし、ボールもたくさん入れればすぐに盤面出来上がる簡単なデッキができるぜへへーい」なんてつもりで安易に組んでも実際には全然回らない。

1進化2進化が手札にだぶついて糞詰まりを起こしたり、スタジアムが邪魔でドローできない、なんてことになる。

その時点でようやく、エネルギーを毎回手貼りするという地味な作業がどれだけデッキの回りに役立ってるか、ということに気づく。

ポケモンを並べ、エネを手貼りし、サポ・グッズを使う、というように、バランスのとれた手札消費をすることでデッキは回っていく。

また、例えばマフォなんかを使うときにはグッズ・スタジアムも好き勝手入れるんじゃなくて、ちゃんと空打ちができて、好きな時に消費できるようなものを中心に入れてかないと手札消費が有効にできず、宝の持ち腐れ、なんてこともある。


実際に自分で組んで、テストプレイをして、さらに実際の対戦で使って初めてわかることがある。
勝負に勝てば確かに気持ちいいけど、ワタシにとってはこうした当たり前のような小さな「発見」の方が満足感が高い。
カードゲームは思ったより複雑なゲームだし、その組み合わせも膨大、というか天文学的に多いし、その広い世界に足を踏み入れて未踏の道を歩いてみたり、自分には思いもよらなかった他人のアイディアに触れて雷に打たれるような気分を味わう方が勝負なんかよりよっぽど気持ちいいのだが、ワタシみたいなのは少数派なのかな。





少数派だからこそ同好の士に会えたときの喜びはひとしおなのだけれど。

コメント

やしろ
2014年8月28日0:31

すごくよくわかります。
自分で気づいたこと、人のプレイング・デッキ構築を見て気づくことそのものに大きな喜びがありますよね。それに、その小さな「発見」こそが、勝利への近道だとも思っています。

そうじん
2014年8月28日7:58

勝ち負けの要素があるからこそ工夫もするし、気づきの喜びも大きいから、勝負と発見は両輪だってことですよね。

そういう前提での真剣勝負は本当に楽しいです。

ぼうしのひと
2014年8月28日21:56

その小さな「発見」を求めて、未踏の道に進んでいってしまうんでしょうね。
勝利につながっているかどうかはわからないけれど。

私なんぞは道に迷ってるだけで、なかなか「発見」にたどり着きませんが、いつもココでは気付かされることが多くあります。

そうじん
2014年8月28日22:35

発見を追い求めるせいでワタシもよく「ボトムズ」に甘んじています(笑)ヒトツキぐらい続くとさすがに嫌になりますけどね。


子どもと楽しく、という気持ちを忘れかけたときもぼうしさんのバトルレポで初心を思い出させてもらってます。いまさらですが、ありがとうございます。
ネイティオが1枚しかないので、フォーチュンドローのドキドキバトルができないのが残念ですがww

パパギガスz
2014年8月29日9:41

そーいうのが楽しいんですよね!
わかりますw

そうじん
2014年8月29日22:06

そうですよね。ふだんバトルさせていただいている方々にはやっぱり通ずるものを感じますね。あの店には安心して通えます。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索