超個人的デッキ回顧集⑥~XY期~
2016年12月8日 ポケモンカードゲーム コメント (2)溝の口のXYレギュレーションはXY1発売と同時でした。
このため、30枚デッキが出るまでの1か月間、つまりサナが登場するまでのドロー系トレーナーズカードはティエルノ、プラターヌ博士、そしてローラースケートの3種だけでした。
確実性のあるドローソースはたったの8枚しかデッキに投入できないため、XY1限定レギュレーションではたいへん高い確率で手札事故が起きました。
強いポケモンをいくら入れてもデッキが回らなければ負け。すべてはローラースケートのコイン運しだい。そんなうまくいかない環境が、実はめちゃくちゃ楽しかったのです。不便であることが逆に楽しいと感じることができたという点で、カードキングダム溝の口店の英断には感謝しています。ふしぎなアメがいつまでたっても使えないのはストレスでしたけど。
そんなXY1限定レギュの第1回ジムバトルを制したのがこのデッキ。
~ゴーゴートライチュウ~
メェークル 4
ゴーゴート 3
ピカチュウ 2
ライチュウ 2
ルナトーン 3
ソルロック 1
イルミーゼ 3
(ポケモン 18)
草エネルギー 7
闘エネルギー 2
ダブル無色エネルギー 4
(エネルギー 13)
プラターヌ 4
ティエルノ 4
フレア団のしたっぱ 3
(サポート 11)
きずぐすり 4
モンスターボール 3
いれかえ 3
スケート 2
ハチマキ 3
はかせの手紙 2
エネ回収 1
(グッズ 18)
不便な環境ならではのポケモン選択、そして構築。
ドロサポを初手で引くことを期待せず、メェークル、ルナトーン、イルミーゼのいずれかが初手バトル場にいることを想定。メェークルならみちびくでプラターヌを持ってきて展開、ルナトーンならダブルドローしまくって場を整える。イルミーゼならフェロモーションでメェークル、ゴーゴートと呼び出して展開もしくはアタック…という風に、相手も事故ってることを想定してポケモンで場を整えて戦うデッキでした。当然ながら手貼りで育った大イベはライチュウが瞬殺。
当日のジムバトルはワタシと次男で参加し、このデッキは次男に貸していたのですが、実際あちらこちらで大事故が起こっているのを尻目にひとりこのデッキだけが順調に回り、あれよという間に優勝。短い間、しかも局地的ですがゴーゴートをトップに座らせてあげられてあたしゃ本望でしたww
明日からもいきなりS/M限定レギュというお店は少ないと思いますが、溝の口の日曜昼バトルは限定レギュと混成レギュの2本立て。
この限定レギュという不便な環境は、ポケカを始めたころの感覚を思い出させてくれる本当に面白い環境ですから、興味のある方は一度お試しください。
さてさて、今度はXYを俯瞰してのデッキ回顧と続きます。
XYの特徴は、ドロー手段、サーチ手段がBWと比べて格段に多くバラエティに富んでいたこと。このため、実に多様なデッキ構築が可能でした。
まずはダート、トーチ、大地構築。奥の手があったころのハーフデッキで手遊び程度に組んでいたのが始まり。手遊び程度、といっても強烈な打点が出るなかなか印象深いデッキでした。
~マフォクシーEX(ハーフ)~
http://sojininoue.diarynote.jp/201501182132089529/
60枚に応用してみたのがこれ。やることが単純で初心者にも紹介しやすいデッキでした。
~ターボブレイズ!~
http://sojininoue.diarynote.jp/201507252259335286/
これをバクフーンで試してみたら何とも楽しいデッキができてしまいました。
~どっかんだいふんか~
http://sojininoue.diarynote.jp/201510282101161729/
~どっかんだいふんかふたたび~
http://sojininoue.diarynote.jp/201601312113569183/
手札に干渉する手段が多くできてしまった今の環境では運転も厳しいかもしれませんが、Nすらなかった当時はわりと勝負になりました。ジムバトル決勝まで持っていけたのはいい思い出です。
かと思えば、アオギリやマツブサでいきなり2進化を出す変わったデッキも。もともとはzbさんのデッキレシピを見たのが遠い記憶にあったようです。
~アオギリニョロトノ~
http://sojininoue.diarynote.jp/201509210900419668/
かとおもえばまっとうなサポ展開デッキもありました。ここにはオクタンも積んでいますが、別になくても回ります。
~ぬれたつの~
http://sojininoue.diarynote.jp/201510202129404048/
ワタシはカード資産に乏しい人にもデッキが回ることを体感してほしいので、自分のレシピにシェイミを積むことには抵抗感があるのですが、以前のジラーチのような感じでピン挿しするだけでも回転力が違うという意見には賛成します。
例えばサポをシェイミで補強する形。
~しのせんこく~
http://sojininoue.diarynote.jp/201605282114581176/
ミニスカートとか入ってるのは気にしないでください。ミニスカート好きなんです遊びです。
次の2つはオクタンエンジン。
なぜか検索数の多かったデッキ。オーストラリアで出会ったプレイヤーが同タイプのデッキを使っていたこともあり、なんだか愛着が出てきて崩せずにいます。ライコウ強いし。
~ジバコイルライコウ~
http://sojininoue.diarynote.jp/201602232209151445/
どっかんだいふんかと双璧のファンデッキ。オーストラリアでも大ウケ。シェイミで補強するとやっぱり回転力が一段階アップ。
~ヨルノズクマニューラ~
http://sojininoue.diarynote.jp/201607032054202814/
ファイアローエンジン。純正炎で組むと、エアロブリッツ出したら次は確定フレアドライブ。強い強い。
~ファイアローBreak(純正炎)~
http://sojininoue.diarynote.jp/201609112254514307/
コンプレッサー、シェイミ、活力剤でバリバリ回すデッキ。リソース切れにご注意。
~ワタッコビークイン~
http://sojininoue.diarynote.jp/201609041714017144/
サポが打点のもとになるという個性的なデッキ。
~デッドストック~
http://sojininoue.diarynote.jp/201610231658564662/
ざっと出しただけでもこれだけ違ったデッキが組めたんだなぁ、と感心。自分がデッキ作りに慣れてきたのもあるんでしょうけど、カードバリエーションがそれだけ豊かだったのだろうと思います。大型大会で通用するようなデッキを育てるというところまではいかなかったのが心残りですが、まだしばらくXYレギュレーションは続くでしょうから、新しいカードとのシナジーを見ながら、もう少し彼らの可能性を追求してみようと思います。
さてさて、振り返りはこれくらいにして、明日はいよいよ新弾の発売!どんなカードが出てくるのか、楽しみですね!
今日も読んでくださってありがとう(^-^)/
このため、30枚デッキが出るまでの1か月間、つまりサナが登場するまでのドロー系トレーナーズカードはティエルノ、プラターヌ博士、そしてローラースケートの3種だけでした。
確実性のあるドローソースはたったの8枚しかデッキに投入できないため、XY1限定レギュレーションではたいへん高い確率で手札事故が起きました。
強いポケモンをいくら入れてもデッキが回らなければ負け。すべてはローラースケートのコイン運しだい。そんなうまくいかない環境が、実はめちゃくちゃ楽しかったのです。不便であることが逆に楽しいと感じることができたという点で、カードキングダム溝の口店の英断には感謝しています。ふしぎなアメがいつまでたっても使えないのはストレスでしたけど。
そんなXY1限定レギュの第1回ジムバトルを制したのがこのデッキ。
~ゴーゴートライチュウ~
メェークル 4
ゴーゴート 3
ピカチュウ 2
ライチュウ 2
ルナトーン 3
ソルロック 1
イルミーゼ 3
(ポケモン 18)
草エネルギー 7
闘エネルギー 2
ダブル無色エネルギー 4
(エネルギー 13)
プラターヌ 4
ティエルノ 4
フレア団のしたっぱ 3
(サポート 11)
きずぐすり 4
モンスターボール 3
いれかえ 3
スケート 2
ハチマキ 3
はかせの手紙 2
エネ回収 1
(グッズ 18)
不便な環境ならではのポケモン選択、そして構築。
ドロサポを初手で引くことを期待せず、メェークル、ルナトーン、イルミーゼのいずれかが初手バトル場にいることを想定。メェークルならみちびくでプラターヌを持ってきて展開、ルナトーンならダブルドローしまくって場を整える。イルミーゼならフェロモーションでメェークル、ゴーゴートと呼び出して展開もしくはアタック…という風に、相手も事故ってることを想定してポケモンで場を整えて戦うデッキでした。当然ながら手貼りで育った大イベはライチュウが瞬殺。
当日のジムバトルはワタシと次男で参加し、このデッキは次男に貸していたのですが、実際あちらこちらで大事故が起こっているのを尻目にひとりこのデッキだけが順調に回り、あれよという間に優勝。短い間、しかも局地的ですがゴーゴートをトップに座らせてあげられてあたしゃ本望でしたww
明日からもいきなりS/M限定レギュというお店は少ないと思いますが、溝の口の日曜昼バトルは限定レギュと混成レギュの2本立て。
この限定レギュという不便な環境は、ポケカを始めたころの感覚を思い出させてくれる本当に面白い環境ですから、興味のある方は一度お試しください。
さてさて、今度はXYを俯瞰してのデッキ回顧と続きます。
XYの特徴は、ドロー手段、サーチ手段がBWと比べて格段に多くバラエティに富んでいたこと。このため、実に多様なデッキ構築が可能でした。
まずはダート、トーチ、大地構築。奥の手があったころのハーフデッキで手遊び程度に組んでいたのが始まり。手遊び程度、といっても強烈な打点が出るなかなか印象深いデッキでした。
~マフォクシーEX(ハーフ)~
http://sojininoue.diarynote.jp/201501182132089529/
60枚に応用してみたのがこれ。やることが単純で初心者にも紹介しやすいデッキでした。
~ターボブレイズ!~
http://sojininoue.diarynote.jp/201507252259335286/
これをバクフーンで試してみたら何とも楽しいデッキができてしまいました。
~どっかんだいふんか~
http://sojininoue.diarynote.jp/201510282101161729/
~どっかんだいふんかふたたび~
http://sojininoue.diarynote.jp/201601312113569183/
手札に干渉する手段が多くできてしまった今の環境では運転も厳しいかもしれませんが、Nすらなかった当時はわりと勝負になりました。ジムバトル決勝まで持っていけたのはいい思い出です。
かと思えば、アオギリやマツブサでいきなり2進化を出す変わったデッキも。もともとはzbさんのデッキレシピを見たのが遠い記憶にあったようです。
~アオギリニョロトノ~
http://sojininoue.diarynote.jp/201509210900419668/
かとおもえばまっとうなサポ展開デッキもありました。ここにはオクタンも積んでいますが、別になくても回ります。
~ぬれたつの~
http://sojininoue.diarynote.jp/201510202129404048/
ワタシはカード資産に乏しい人にもデッキが回ることを体感してほしいので、自分のレシピにシェイミを積むことには抵抗感があるのですが、以前のジラーチのような感じでピン挿しするだけでも回転力が違うという意見には賛成します。
例えばサポをシェイミで補強する形。
~しのせんこく~
http://sojininoue.diarynote.jp/201605282114581176/
ミニスカートとか入ってるのは気にしないでください。
次の2つはオクタンエンジン。
なぜか検索数の多かったデッキ。オーストラリアで出会ったプレイヤーが同タイプのデッキを使っていたこともあり、なんだか愛着が出てきて崩せずにいます。ライコウ強いし。
~ジバコイルライコウ~
http://sojininoue.diarynote.jp/201602232209151445/
どっかんだいふんかと双璧のファンデッキ。オーストラリアでも大ウケ。シェイミで補強するとやっぱり回転力が一段階アップ。
~ヨルノズクマニューラ~
http://sojininoue.diarynote.jp/201607032054202814/
ファイアローエンジン。純正炎で組むと、エアロブリッツ出したら次は確定フレアドライブ。強い強い。
~ファイアローBreak(純正炎)~
http://sojininoue.diarynote.jp/201609112254514307/
コンプレッサー、シェイミ、活力剤でバリバリ回すデッキ。リソース切れにご注意。
~ワタッコビークイン~
http://sojininoue.diarynote.jp/201609041714017144/
サポが打点のもとになるという個性的なデッキ。
~デッドストック~
http://sojininoue.diarynote.jp/201610231658564662/
ざっと出しただけでもこれだけ違ったデッキが組めたんだなぁ、と感心。自分がデッキ作りに慣れてきたのもあるんでしょうけど、カードバリエーションがそれだけ豊かだったのだろうと思います。大型大会で通用するようなデッキを育てるというところまではいかなかったのが心残りですが、まだしばらくXYレギュレーションは続くでしょうから、新しいカードとのシナジーを見ながら、もう少し彼らの可能性を追求してみようと思います。
さてさて、振り返りはこれくらいにして、明日はいよいよ新弾の発売!どんなカードが出てくるのか、楽しみですね!
今日も読んでくださってありがとう(^-^)/
コメント
手裏剣グドラのあの魔法のようなシナジーが素晴らしかったですね。
だいふんかもつい最近まで崩せずに遊んでいました。
そうじんさんのデッキはファンデッキのようで、いわゆるガチデッキと遜色なく戦えるところがすごいですよね。最後の1枚まで丁寧に調整されていることが感じられます。
みんなと同じデッキを使って、どっちの引きが強いか勝負をする(本当はしっかり考えたプレイイングなどが必要なことはわかっていますが)のではなく、こういうオリジナリティと強さを両立するセンスに憧れてしまいます。
SM環境になっても、勉強させていただきたいので、お忙しいとは思いますがまた素敵なデッキをご紹介していただければ、と思います。
連載お疲れ様でした!
子どもに強いカードを譲りながらデッキ作りをするのが原点でしたが、「いい大人が強いカード使ってドヤ顔して面白いかなぁ」と思って以来ずっとこんなスタイルです。
これからも細々ですが作っていきます。楽しんでいただけたら嬉しいです(^_^)