ひさびさのファンデッキイベント。

「エクストラで」というお知らせが出て、なぜかすぐにデッキ案が出てきました。

昔、ホウオウビクティニビビヨンっていうデッキを作ったことがありまして。
https://sojininoue.diarynote.jp/201402062050281230/

これはこれで楽しかったんですけど、何が心残りって、

「エネを全種類バトルポケモンにつけてみたいなあ…」

これですよ。ビビヨンとかホウオウ使うんだったら。わかります??
せっかく「カラフルウインド」「レインボーバーン」っていう美しいワザがあるんですから、そりゃそのポテンシャルを十二分に、ねえ。

まあこの時代にはスクランブルスイッチっていう強烈なカードがあったので、巡り合わせがいいと奇跡的に9種類乗っけることは不可能じゃないんでしょうけど、10回やって1回あるかないか、っていうような現象を期待するようじゃデッキコンセプトとしては美しくないわけです。

9種類狙って乗せたい。

まあそんな心残りがあったわけです。


で、このユメトイの知らせを見たときに、カラフルウインドで9種揃えて300点出せたら気持ちいいだろうな、と思ったら、あるじゃないですか。
可能にしてくれるカードが。

ゴルダックBreak
特性 ハイパートランス
自分の場のポケモンについている基本エネルギーを1個選び、自分の別のポケモンにつけ替える。この特性は、自分の番に何回でも使える。

基本エネなら何でもトランス、という夢のカード。これで場にエネが9種揃いさえすれば、300ダメージを出せるプランがようやく見えてきました。

ただし、問題はアタッカーがきぜつした後。
エネを復帰して連打できるようにしたい。
それにはふしちょうを何度でもできるようにしたい。

すぐに閃きました。

ある。
可能にしてくれるカードが。

サザンドラSM4a
特性 ふるいおとす
自分の番に1回使える。自分のベンチポケモンを3匹選ぶ。その後、選んでいない自分のベンチポケモン全員と、ついているすべてのカードを、トラッシュする。

「ふしちょう→ハイパートランス→ふるいおとす→ふしちょう」

やばいやばい。やばくないか。ふしちょう永久機関が、できた。
久しぶりにテンションが上がってデッキ作り。

さて、すぐに当たり前の壁にぶつかる。




…2進化2進化Break進化はちょっと無理じゃね?



細かい変遷は省きますが、それでもビビヨンを2ラインぐらいからスタートして、できる限り入れようと調整し、いろいろストレージを漁り、ここでEXじゃないホウオウの存在を思い出す。

ホウオウSM6b
無無無 レインボーバーン 30+
このポケモンについている基本エネルギーのタイプの数×30ダメージ追加。

あれ?打点がカラフルウインドと同じになってる…これで非EXGXでたねポケモン??すごくね?
で、またいろいろいじくっているうちにこのカードにも気づく。ちなみにこれはXY。

アルセウスCP2
無 ひかりをあつめる
自分のベンチポケモンについているエネルギーを好きなだけ選び、このポケモンにつけ替える。
無無無 ジャッジメントバースト 10+
このポケモンについている基本エネルギーのタイプの数×30ダメージを追加。

あれ?ほとんど同じじゃねえか?
ホウオウは2枚あるのだけど、せっかくだからこれも使ってあげよう。


しばらくビビヨン、アルセウス、ホウオウの3種の非EXGXをメインアタッカーにして回し、上記のコンセプトは実現の手ごたえを得たのですが、まだまだ挙動が安定しない。実際にはバトルは3試合しかないので、そこで思ったことが表現できなくてはもったいない。

具体的には以下の2点。
①ピン挿しのゴルダックBreakのサイド落ち
②ふしちょうが遅れたときのオプションがない
③サポ周りの安定性

2進化を1種類多く積んでいるためのスロット不足は明らかでした。
お好きな方は覚えていらっしゃると思いますが、XY1のビビヨンは羽がピンク色のカードと紫のカードがあるんです。入れるからにはこの2種を両方、と思っていたので、ここで5枚程度のスロットを割くのは、明らかに挙動にとっては負担なわけです。


ここで、盤面の美しさを1段落としてとにかく当初のデッキコンセプトである「エネを9種類アタッカーに集める」を最優先することにしました。
ビビヨンを外したわけです。

代わりに入ったのが、ピン挿しで入れていたが使う目的がいまいちあいまいだったラティラティTAG TEAM。GXワザであるエアロユニットで加速、さらにバスターパージでアタック、という動きを積極的に採用し、その分サザンドラやゴルダックラインに対する圧力を軽減する効果を期待しました。実際に、ゴルダックラインをつぶされてもラティラティでEXGXクラスをワンパンできるプランが明確になったことで、回し方に幅ができました。ラティラティが場持ちがいいため、後ろがしっかり育つわけです。さらにアタックしてエネも枯れてダメージも負ったラティラティはふるいおとすで能動的にトラッシュできるという新たなシナジーも。これよくないか?

もちろんゴルダックBreakのピン挿しも解消、コンプレッサーやサポートも厚くなり、ようやく何回回しても4ターン目くらいには9エネ確保、という動きができるようになってきました。

出来上がったデッキがこれ。

コダックSM9(ずつう) 2
ゴルダック(逃げ0ならなんでも) 2
ゴルダックBreak 2
モノズBW5(うなりごえ) 2
ジヘッド(なんでも) 2
サザンドラSM4a 2
ホウオウEX 4
カプ・テテフGX 1
ホウオウSM6a
アルセウスCP2
ラティアス&ラティオスGX 2
(ポケモン 20)

基本炎 1
基本草 1
基本雷 1
基本悪 1
基本闘 1
基本妖 1
基本鋼 1
基本水 2
基本超 3
(エネルギー 13)

リーリエ 4
プラターヌ博士 2
N 2
グズマ 1
(サポート 9)

バトルコンプレッサー 4
バトルサーチャー 3
ポケモンいれかえ 1
フィールドブロアー 1
パソコン通信 1
ハイパーボール 4
ポケモン通信 1
ふしぎなアメ 2
レスキュータンカ 1
(グッズ 18)


ゴルダック逃げ0は絶対。これを死に出しにすることで、ふしちょうの成功率次第で次の動きを決める、という柔軟な構えが可能になります。要求打点が高いときにふしちょうでエネを復帰させる場合には、水エネ超エネ(と何か)を優先。1度しか成功しなくても超エネ手貼りでバスターパージのエネ要求を満たす、と覚えておくと余裕をもって回すことができます。
モノズとコダックはワザが強いのでこれを選択しましたが、まあここはなんでも。ゴルダックをできるだけ2ライン立てるようにして場を整えていけば、必ず9エネレインボーバーンが撃てると思います。


当日は皆さん、工夫を凝らしたデッキばかりで、対戦していても見学していても楽しい日でしたし、自分のデッキも予定の動きがしっかりできたので、満足のいく大会でした。アカギ→どくさいみん→プリエールで場を一掃されたたっくんさんのデッキには脱帽です。
唯一の心残りは、9枚同時にアタッカーにつけていなかったこと。相手のデッキに合わせてエネを散らしたり、集中できる場面でも最後まで雷エネがサイド落ちだったり。


でも、皆さんにお見せしたい納得のいくデッキが組めました。

当日は参加してくださった皆様、運営のゆめいろさん、トイさん、いつもいつもありがとうございます。またよろしくお願いします!(^-^)

コメント

nagi
2019年3月4日7:19

ご無沙汰しております!
ふるいおとす採用、いいですねぇ。
味方に突き落とされても健気に這い上がるホウオウが美しいですねw

そうじん
2019年3月4日10:25

ようやくふるいおとすの有効な使い道を見つけてあげられました(*´ω`*)
もっと使う場所が欲しいです!

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